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TOUR 2006 THANK YOU YOSHII KAZUYA - 2006/12/28 日本武道館

ツアーのタイトル通り 『THANK YOU 吉井和哉』 それに尽きる。 06-12-28_17-59.jpg かなり私事なんですが 今年はあんまり良い年ではなくて 悩みっぱなしの1年だったように思います。 だから、最後くらい楽しく締めくくりたくて 無理して武道館まで足を運びました。 大阪公演に参加できない悔しさもあったしね。 だからこそ、余計に 『THANK YOU 吉井和哉

席は2階の東側で、思いっきり真横でした。 大阪城ホールとは違ってほんとに 真 横 オープニングで KREVAの「LET'S GO!!LET'S GO!!LET'S GO!!」と スクリーンを存分に使った煽りの映像があったんですが 全く見えずw まぁこれは見えなくてもいいんだけどね。 そもそも私はKREVASEAMODJ OZUMAの違いが 全く分からないくらい興味ないのでw でも真横は真横でもエマ側で良かった◎

吉井さんは 金髪、赤いジャケット フリフリの王子様的ブラウス 茶色?のぴっちり革パンで 思いっきり“ロックスター吉井和哉”してました。 私はいわゆる“地味な吉井和哉”しか ライヴで見たことがなかったので 初めて真骨頂の吉井和哉を見れたのではないでしょうか。

曲目はかなりバラエティに富んでいて 思っていた以上にイエローモンキーの曲が入ってました。

最初はアルバム『39108』からの曲で飛ばしていきます。 いきなり1曲目の「I WANT YOU I NEED YOU」で 最前列まで出て行き、客席の中から1人、女性の観客が現れ その前で♪I WANT YOU I NEED YOU♪と・・・ サービス過剰じゃないですか!!? 羨まし過ぎる!!っていうか死ねる!! 「HOLD ME TIGHT」「黄金バッド」はライヴ映えする曲で 否応がなしに体がのる!テンションあがる!

中盤はカバーのコーナー?で ローリングストーンズの「PAINT IT, BLACK」は オリジナル?の日本語歌詞でエロ訳がおもろかった ♪明日からバイブは使わないからね 携帯じゃないの 大人のアレよ♪ アレってなんですかー(゜∀゜) でもただのエロで終わらず、 性と生の歌にしていたのが流石でしたね。 更にデビットボウイのZiggy Stardust」のカヴァーが入り そして「SPARK」!!「楽園」!! は~もう嬉しすぎる これだけでも来てよかった 生きてて良かった(言い過ぎた)

MCでは『今日は伝説のライブになる!』を連発! しかも大事なところで噛む!!w 何度となく両手を掲げて ガッツポーズを決める姿が印象的でした。

言い忘れてましたが 12月28日はTHE YELLOW MONKEYの誕生日でもあります。 『12月28日に毎年武道館でLIVEを演りたい』 『12月28日を吉井和哉の日にする』 この記念すべき日にライブに参加できて本当に良かった。 チケットの出品者さんありがとうw

「TALI」はPVに使われている線画の映像と共に、 アコギ1本で歌い上げて 感動というか、感心してしまった。鳥肌だった。 ♪積もうね積もうねBABY I LOVE♪と唄っているバックでは 人間の醜い部分や虚しさ、戦争を描いた映像が流れていて 今更ながら、この曲はこの映像とセットなんだなぁと思った。 「JAM」やブランキーの「悪い人たち」と同種の印象が残る。 吉井和哉はやはりアーティスト、音楽家だと思った。

終盤に差し掛かる頃は「バラ色の日々」「LOVE LOVE SHOW」!! あ~もう大好きです。聞きたかった曲ばっかり!! というか・・・イエモンの中でも結構定番っつーか 分かりやすい曲が多いな。 まぁソロなんだし、当然っちゃー当然か。

続いて、「BLACK COCK'S HORSE」が LOVE LOVE SHOWに合わせたようにアレンジされていて テンポが速い分、歌詞が簡略化され サビが♪ALL RIGHT!!ALL RIGHT!!BLACK COCK'S HORSE!!♪ と、乗りやすい曲になってかっこよかった。 「FINAL COUNT DOWN」で本編は終了。

アンコールのコンセプトは“盛り上がるバラード”らしい。 「恋の花」をしっとりと歌い上げた後、 なんと!「パール」がミディアムバラードで アダルトヴァージョンにアレンジされて出てきました! ミラーボールがキラキラして綺麗でした・・・(´q`) でもなぁ・・・これはこれで良いんだけど パールは疾走感があってなんぼっつーか アップテンポでないとなぁ・・・

そして「Beautiful」「BELIEVE」で終了。 これに加えて「MY FOOLISH HEART」聴きたかったなぁ~

これで終わりかと思ったら客電は点かず 『伝説のライヴにする』と宣言していたのもあって これはなんかくるな~と客席の拍手は鳴り止みませんでした。

そして、アコギ1本持った吉井さんが1人でステージに現れました。 「朝すっげー練習した」と照れ笑いながら 『これからも好きな場所で、好きな歌を歌っていきます。』 と弾き出したフレーズは

J A M !!

まさかもうこんな早い段階で この曲が聴けるとは思ってもみませんでした。 思わず「きたーー!!」って叫んでしまったよw 会場はいつか見たライヴ映像のように歓声が湧き上がりました。 ミスだらけのwぎこちない演奏でしたが そこには色んな想いや意味が込められていて 私も含めて、そこに居た皆が、 テレビ中継でこのライヴを見ている皆が 様々な思いを巡らして聴いていたように思う。

名曲が聴けたけど、なんか・・・しんみりしてしまったなぁ アコギ1本だけで演ったってのもあって 余計に寂しく感じてしまったというか バンドで、イエローモンキーで聴きたかったと思った。 あと色んなこと思い出してしまった。 あの事とかこの事とか、あの人やらこの人やら・・・ 全ての演目が終わって、会場を出てからも ぐるぐる頭の中を回っていました。

これだけ夢中になれるアーティストが居て 聴いただけで救われる音楽があって こんな単純なことで満たされる私は幸せ者だと思う。

帰りのバスは最低でした。 帰省ラッシュと初雪のせいで渋滞に巻き込まれて 朝8時大阪到着予定が、13時に到着・・・ 12時に出発したわけだから、半日以上バスの狭い座席に 閉じ込められていたわけです(ノД`) 家に着いてからは死んだように眠り続けました・・・

パンフより 06-12-31_10-04.jpg はい、男前すぎる。