2021.6.19(土)に、札幌芸術の森 野外ステージにて開催された「OTO TO TABI in GREEN」に行ってきた。
出演者は:OGRE YOU ASSHOLE、北里彰久、STUTS(with 仰木亮彦[Gt]、高橋佑成[Key])、環ROY、羊文学、Homecomings、LAUSBUB
OTO TO TABIとは?
"北海道の冬に音楽フェスを"との想いから、ただの音楽好きが集まって 2011年にスタートしたインディペンデントの音楽イベントです。
平時だと毎年3月上旬頃、まだ雪が降り積もる中で札幌芸術の森アートホールにて開催されるフェスで、私は2016年から毎年参加している。2020年はあえなく開催中止になったが、今年はいつもとは違う時期に野外で開催された。
冬の楽しさを模索し進めていたOTO TO TABIとは違い、いまの状況下でも不安無く楽しめるものを作っていく、という事を軸にしています。
音楽が好きな気持が伝わるとても素晴らしいフェスでした。開催してくれて本当にありがたかった。この時期にフェスに参加したという日記を公開するのもなんだかなぁ...と思ったものの、こういう時だからこそ、自分のために書き留めておく。(だって日記だし)
緑道を潜り抜けて会場に入っていく感じが100億年ぶりの体験だった。
ステージの飾り付け、まあるいパネルがピカピカ光ってシャボン玉みたい。
とっても可愛い顔はめパネル。
ドンキで適当に買ったアンパンマンのレジャーシートが思った以上にアンパンマンだった件。 芝生の上にレジャーシートを敷いて見るよ。
飾り付けがひらひら。 サウナはできないテントサウナが立ち並ぶ。
緑と白樺の幹と雲のコントラストがとても綺麗。
100億年ぶりに食べたフェス飯(ヒルニネルのカレー) あいにくの天気でずっと寒かった。幸い雨には降られなかったものの、人々はホットコーヒーやチャイなど温かい飲み物を求めていた。もちろんアルコールは売っていない。
うろ覚えライブレポ
LAUSBUB
一時期バズった女子高生ニューウェーブテクノポップバンド。登場曲がレイハラカミでほっこりした。
文化祭ぶり?のステージとの事で初々しい!もしLAUSBUBが今後大物になったとしたら私は凄い伝説のステージを見てしまったのかもしれない...
羊文学
中止になってしまった2020年オトタビの予習で聞いてたら、以外にも(対象年齢が大学生と思っている)ハマってしまった羊文学。(新しい音楽の出会いがある所がオトタビの良いところ)今回見れる事を結構楽しみにしていた。
「こんな寒いのにこの人達寒そうな格好してるなぁと思ったでしょ?」と、ボーカルとベースの女の子がお揃いの水色のワンピース着ていた。みんなかわいい。
どこかから拾ってきたセトリ:ハイウェイ/砂漠のきみへ/powers/雨/mother/人間だった/あいまいでいいよ/天気予報/ラッキー
あいにくの天気の中で聞く「雨」や、北海道の自然の中で聞く「人間だった」は味わい深かった。「天気予報」からの「ラッキー」の流れは良かったな。
Homecomings
ホムカミは実はそんなに知らないのだけど、予習で聞いてなんとなく耳にのこっていた「Here」を演ったのが印象に残っている。
ここにいる 同じ形を持ち寄って
朝がくるのを待っている
きらめく光を追いかけてきたよ
まぶしくても手を離さないで
ライブを求めてやってきた私達みたいだなぁ〜とかなんとか。
MCを妙に覚えていて、札幌に来てから24時間やってるというサンドイッチ屋に行ったところ、長蛇の列で買えず泣く泣くやってきたという。良いこと聞いたなと次の日早速そのサンドイッチ屋に行ってきたw とっても美味しかったです!
言葉遊びが楽しい。ただ、この広い空間で観客が声を出せない状況下、フリースタイルをやるのが難しそうだった。記憶が正しければ、うちの地元の最寄駅と一文字違いの「泉中央駅」やってたよね?(誰に聞いてるのか)
北里彰久
リハでやってたプラチナ(坂本真綾)が最高でした!(そこ)
STUTS(with 仰木亮彦[Gt]、高橋佑成[Key])
STUTSのライブ初めて見たけれど、DJするだけの人なのかと思ってたら自分でめちゃくちゃビート打つ人でびっくりした。
キャッチーで聞きやすい曲の中で、めっちゃビート刻んで踊らせてくるみたいな感じ。「身体を動かさないと冷えるし」とか言ってめちゃくちゃ踊った。
話題のあの曲を北里彰久さんバージョンで聞けてとても満足...
オウガめちゃくちゃ良かったね...大きな音で生の音楽を聴けて頭と身体がぐらぐらした。久々に「音を浴びる」という状況を味わえて感極まった。ぐんぐん充電されていく感じ。これで暫く生きていける。
OGREめっちゃ音浴びた〜って感じで最高ですこういうのがええんや… #otototabi
— あーちゃん (@ahchang) 2021年6月19日
いかに音楽が自分の心の栄養になっていたのかを思い知らされた。初めて行ったライブが中学2年の頃なんだけど、それからずっと音楽を生で聞くことの虜になっている。自分のこれまでを思い返すと、捻くれずにここまでやってこれたのも音楽の力による所が大きいんじゃないかな。
みたいなことを考えていたら、締めの挨拶でみなみさんが「音楽がある日常を失くしたくない」といような話をしてて、ちょっと泣きそうになった。
otototabiがこれからも続きますように。
2週間経過後、来場者、出演アーティストや関係者、運営スタッフからの感染報告はなかったとのこと。めでたい。
OTO TO TABI in GREENから2週間ちょっと経過しました。本日まで、来場者、出演アーティストや関係者、運営スタッフからの感染報告はありませんでした。皆様に各種感染症対策へご協力いただき、本当にありがとうございました。
— OTO TO TABI (おととたび) (@otototabi) 2021年7月5日
この先も皆様の健康とともに音楽がある日常でありますように。
PH:minaco. pic.twitter.com/5nxiBAmz9Y