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2025年は過ごしやすい部屋作りをしたい

2024年から断捨離を計画していたものの、気づけば2025年...。

これはいけないと思い、モチベーションを上げるために、年始からAudibleで断捨離や片付けの本を聴くことにした。何か良い本はないかと探していく中で、定番ながら未読だった「こんまり」こと近藤麻理恵さんの本を聴いてみることにした。

もともと断捨離をしたいと思った理由は、育児、仕事、家事をこなす毎日の中で、考えることが多すぎて疲れていたからだ。とにかく物を減らすことで、日々の判断をシンプルにしたいと思っていた。しかし、こんまりこと近藤麻理恵が提唱する片付けの方法は、断捨離とは少し異なっていた。

彼女が重視するのは「どういう暮らしがしたいか」という理想の明確化だ。そして「理想の人生とは何か」「どんな人生なら満足して最期を迎えられるか」という、片付けを超えた深い問いを投げかけてくる。

最初は思っていたのとは違うと感じたが、「人生がときめく」という言葉は耳にしたことがあり、なるほど、そういうことかと納得した。確かに、部屋は人生そのものなのかもしれない。1冊目を聴いた後、気になって2冊目も一気に聴いてしまった。

こんまりメソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品という明確な順序が示されている。本来はまとまった時間で一気に行うべきとされているが、現状では子どもの就寝後に少しずつ進めている状態だ。

衣類は7割ほど完了し、クローゼットの使い勝手は格段に向上した。

次は本や書類に取り掛かる前に、キッチンに着手することにした。キッチン収納に使いにくさを感じており、年末のハウスクリーニングで得た清潔さを保ちたいという思いがあったからだ。

キッチンに関しては、2冊目の本に詳しく書かれている内容を参考にした。キッチンは料理のしやすさよりも掃除のしやすさに特化すべきだとされていたので、外に出ているキッチンツールをすべて引き出しの中にしまってみた。そして、日々のご飯の支度が可能か試してみると、意外にも手間取らずに調理できた。

手の届きやすい場所に置いていたキッチンばさみや計量スプーンも、引き出しにしまっても意外と不便を感じなかった。むしろ、キッチン台やコンロ周りに物を置かない状態を保つことで、年末のハウスクリーニングで手に入れたピカピカの状態を維持できる喜びの方が大きかった。きれいなキッチンでの料理は、思った以上にストレスフリーだった。

キッチンの整理はまだ3割程度で、台の上にも物が残っているが、以前と比べると格段に使いやすくなっている。モチベーションは続いていて(断捨離ハイかもしれないが)、もっと快適なキッチンにしたいという思いが強まるばかりだ。

2月にはどこかで有給を取って連休を作り、本格的な片付けに取り組もうと考えている。また進捗があったら、その体験をブログに綴っていきたいと思う。