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シザーハンズ

更新していませんでしたが 映画を見ていなかったというわけではありません。

6月のムービープラス(ケーブルテレビの洋画専門チャンネル)ではジョニーデップ特集やっていて「シザーハンズ」はメイキング映像付きで放送されてました。

エドワードは、発明家の博士によって生み出された人造人間。 だが、完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままこの世に残されてしまう。 その後、ゴースト屋敷のような丘の上の家で孤独な日々を送っていた彼の元に ある日、化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねて来た。 心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れて帰る。 ペグに引き取られたエドワードは、ペグの娘キムに恋してしまう…。 ティム・バートン監督の描くラブファンタジー。 ジョニー・デップティム・バートン監督との黄金コンビ1作目。 1990 / アメリカ / 監督:ティム・バートン

これは結構良かった。 ストーリーはティム・バートンの映画の中で一番好き。 多少強引な所もあるけど(だって手がハサミの人間・・というかパッと見、化け物を、いくら優しくてもつれて帰って一緒に暮らそうとするか?) そんな事すっとばして、心温まる純粋な作品だと思う。 ストーリーだけではなく映像も素敵。 町全体がおもちゃみたいな色彩で、服や小物がやたら可愛かった。 (あの町はセットなのかなーと思っていたら、実在する新興住宅を使っていたみたい) そこにハサミ人間エドワードが居る事によって ティム・バートン・ワールド(ってなんだそれ)が確立される。

ティムバートンは、エドワードと少年時代の自分を重ねたのかなーと思った。 周りの人間と違うところが自分にはあり、 他人に合わせて周りに溶け込もうと頑張るのだけれど 自分を押し殺すのはとても辛い事で 結局、孤独なままで自分の世界を広げていくのだけれど 結果的にそれが今の作品に繋がり 世に自分の作品を発表する事で 作品が世間と自分とを繋ぐものになった・・・と (=エドワードが城に帰った後、毎年降る雪) まぁこういう疎外感は誰にでもあるものだよね。

当時ジョニーデップは無名に近い役者でしたが ティムはトム・クルーズトム・ハンクスマイケル・ジャクソンという 他の主演候補者を蹴ってデップを選んだとか。 ヒロイン役のウィノナ・ライダーは当時のジョニーデップの恋人らしい。

★★★★★